OTOKO DESIGN

2025.08.07.

メンズパーマセミナー開催

公開日 2025.08.07. 最終更新日 2025.08.07.

2025年8月4日、OTOKO DESIGN主催による技術講習セミナーが開催されました。講師を務めたのは、現場経験豊富なサロンマネージャー・佐藤弘哉。今回は、「短髪アイロンパーマの可能性」を軸に、アイロン技術の最新理論と実践ノウハウを共有する講習会となりました。


【メインテーマ:LENZ IRONで作る、骨格補整型アイロンパーマ】

講習の主軸となったのは、導入しているLENZ IRONによる施術技術。
直径2〜10mmまでのアイロン幅を使い分け、短髪(10cm以下)でもしっかり形状記憶を保ちつつ、骨格や毛流れを補整できる技術が紹介されました。
また、温度帯の違いによるカールの質感や、薬剤処理の前後工程によって再現性を大きく高める設計が披露され、受講者方々のメモが止まらない様子も印象的でした。

アイロンパーマ、通常パーマと異なる5つのメリット

1.「10㎝以下の短い髪」への施術が可能

2.施術時間が「大幅に短縮」

3.「形状記憶パーマ」故に再現性の高さ

4.骨格補正・毛流れ・持続力◎

5.豊富なデザイン表現

アイロンパーマは熱で水分を蒸発させて形状を固定しますので、熱は高いほどウェーブ効率は上がります。

特に180℃~200℃では短時間でしっかりとしたウェーブが作れ、タイムパフォーマンスが上がります。ただし、200℃を超える高温では髪のたんぱく質が炭化しやすくなり、髪は弾力やツヤを失い深刻なダメージにつながりますが、今回ご紹介したパーマ剤「クオライン」は低温でもウェーブ効率を高める設計がされており、従来より低い170℃前後でも安定したカール形成が可能です。髪への負担を抑えつつしっかりとした再現性の高いカールが実現できます。

さらにOTOKO DESIGNではパーマ前処理施術にこだわっており、高い温度でもダメージレスパーマを実現しております。


【理論と実践をリンクさせた技術解説】

OTOKO DESIGNでは、「再現性・持続性・スピード・骨格補正・質感デザイン」の5つを重視。今回のセミナーでも、モデルを使った実演と共に、施術中の毛束の見極め、熱の伝え方、仕上がり調整までのプロセスを段階的に解説。
とくに、パーマをかけたあとに必要な
「カットで仕上げるデザイン論」も言語化したことで、参加者の理解度も一段と深まりました。


【OTOKO DESIGNブランド紹介】

 

OTOKO DESIGNの理念・組織・実績についてもプレゼン形式で紹介
・1985年創業/理容室唯一のブランディング大賞受賞
・理美容業界の平均離職率50%超に対し、同社は8.6%
・完全週休2日制・有給・育休・残業代支給など制度も充実
・技術セミナー開催/全国理容師から支持される存在に

サロンのブランディングや採用設計に関心を持つ若手理容師・経営者にも、好評の内容となりました。

OTOKO DESIGNでは、こうした講習活動を通じて、技術だけでなく理容師の働き方や在り方も含めた情報を広く共有し、業界全体の活性化に貢献していきたいと考えています。これからの理容業界を、より魅力的で持続可能なフィールドにしていくために。今後もさまざまな発信と挑戦を続けてまいります。

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